猫に小判 言葉を変えれば 豚に真珠とでも言おうか?
 
先日友人から 茶の菓という今評判の珍しいお菓子を頂いた。 そのお店の袋を持ってバスに乗ると
お隣の方が 何時間並ばれましたか? と聞くぐらい有名なお菓子だと知った。
 
ある日従妹夫婦が遊びに来たので 茶請けとして由緒を語ってお出しした。
そこに小言の多い郵便屋さんが入ってきた たまたま従妹の旦那の知り合いの人だった
○○君と声を掛けたらびっくりして懐かしさの余り一緒に喫茶の仲間に入ることになり 茶請けとして同じようにお出しした。
話に花が咲いていたせいか 袋の封を切るなり むしゃくしゃ と駄菓子を食べるようにあっという間に噛み砕かれ彼の胃の中に消えた。
僕は自分の分を従妹の旦那の友人との事なのでお出ししたのだったが
何だか 豚に真珠をプレゼントしたような気がしてしまった。
これからは人を見て茶請けの菓子も選ばなくてはと真剣?に思ったのだった。
昔から食べ物の恨みは、、、、と言われるが このような事も含めて言うのだなと新たな発見だった。
また自分の心の内面も知った。
 
和楽輪の家  小林哲博